ルーローの三角形デザインのテーブルに透明マットを敷く方法

 更新日 2025年10月28日

 

個性的でスタイリッシュなテーブルにマットをオーダーされた方がいらっしゃいます。おにぎり型のようなこのテーブルは計算されたフォルムです。どの方向から測っても幅(奥行)が等しくなります。一般に「ルーローの三角形」と呼ばれている図形からでできています。ルーローの三角形は円の重ねてできた円の弧からできた三角形です。

 

これは下図のピンク線の部分の長さがすべて等しい場合に当てはまります。
 ※長さが異なる場合はこちらへ

ルーローの三角形テーブルの測定方法について

三角形の一辺の長さ=頂点(角)から垂直に下ろした長さ

になります。つまり、三辺のカーブは 頂点(角)を中心とした円の弧になります。

三辺のカーブの大きさ(R値)=円の半径の長さ

となるので、カーブのRサイズは測定しなくてもピンク線の長さから判ります。

 

ただ、テーブルは角に丸みがあります。この丸みの大きさはテーブルによって様々です。ちょっと角張った形状(上の写真のテーブル)であれば、「丸角R3mm」にされるといいでしょう。こちらのように丸みのある場合は角の測定が必要です。

 

丸角の測定方法はこちらで説明しています。四隅ではなく三隅のため、R測定簡易定規を使った方が測定しやすいかと思います。

また、丸み部分は元々の三角形の形を削った仕上がりサイズになっていることに注意してください。角の丸みサイズが大きい場合(丸角R100mm~)は考慮する必要があります。

[事例]

この図の例では縦方向の長さを測ると「1360」mmでした。しかし、角に丸みをつける前の元々の形状辺と辺が交差した点までの長さは、「1370」mmです。そのためテーブルの辺のカーブは正しくは「R1370」mmになります。「R1360mm」と「R1370mm」の差はテーブルに置いた時に0.1mm外側になる程度のです。テーブルカバーですので、そこまで厳密なサイズ測定をする必要はないかと思います。それよりもテーブルマットを敷いて、長く大切にテーブルを愛用されることをおススメします。

ご注文方法はこの形状の大きさがスッポリ入る四角形サイズを選んでください。
次にサイズ指定ページが開くので縦横のサイズ、変形型サイズ指定欄に「図面あり」と入れ、必ず追加加工料1を選んでください。(変形型の場合は追加加工料が必要です)

ご注文前に手書き図面とテーブルのお写真(できる限り真上から)を問い合わせページからお送りくだされば、測定方法やご注文方法をご案内いたします。

三角形のテーブルにマットを敷かれたお客様レビューもご参考になさってください。
三角形テーブルにマットをオーダーした事例集

 

ルーローの三角形テーブルではない場合の測定方法について

※ サイズはすべてミリ単位で測定してください

① 下図の部分を測定して、正三角形であるか確認ください。

 

テーブルの辺の中央を結んでできた三角形の辺の長さ

A=B=C であれば テーブルは正三角形です。
正三角形ではない場合は正確な測定ができないため、マットの製作を承ることはできません。

② 辺のカーブ(R値)を算出するための値を測定してください。

図挿入

上図のようにメジャーまたはマスキングテープを置いて直線の長さを測を測る=底辺(W)

底辺(W)の中央でテーブルの縁との間の長さを測る=高さ(h)

底辺(W)高さ(h)を計算フォームに入れると辺のカーブR値を算出できます。

計算フォームはこちら

③ マットを製作できる形状か確認いたしますので、お問合せページからご連絡ください。お送りいただくのは

    1. 写真1:できる限りテーブルの真上から撮影したもの
    2. 写真2:角の丸みがわかるように撮影したもの
    3. 測定したサイズ:(備考欄に入力してください)
       ・ABCの長さ
       ・底辺W
       ・高さh
       ・R値

翌営業日以内に回答いたします。

テーブルマットお客様の声レビュー集
テーブルマットを敷いたお客様撮影写真と感想集

通販サイトでは商品代金やご利用者の感想と写真を掲載しています。


このページの監修者

長谷川 順 透明テーブルマット工房・店主。 企業向けコンサルティングをする中で30代のときにデスクマット工場の支援をはじめる。 その縁でテーブルマットのオーダーメイド販売のショップを立上げ、 製作から販売まで携わるテーブルマット販売店のオーナーに。 「自分たちが欲しい商品を欲しい価格で」をモットーに、シンプルで丁寧な製作・販売を心掛けている。