NHKの朝の連続ドラマ小説「わろてんか」を楽しみに観ています。
見ている中で1つ疑問がわきました。
ドラマの設定は吉本興業を立ち上げた女性「吉本せい」の生涯を描いたドラマですが、その吉本せいの実家が気になりました。
朝ドラの主人公のてんの実家は、京都の薬屋さんでした。
大きな薬問屋という設定で、てんも父親の仕事の関係で薬業界の結婚相手を決められそうになることもありました。
結局は結婚相手と現在の吉本興行となる寄席(演芸場)を立ち上げて大きくしているところですが、ドラマ中で、実家の薬卸は妹が婿をとって引き継いでいます。
それに関連した疑問です。
ドラマの中で主人公・てん(吉本せい)の妹が、
「こんど大阪で薬を製造することになった」という会話をしていました。
ドラマの中の話ですが、てんには亡くなった兄がいて、兄の夢が薬をつくること、今でいう製薬メーカーになることが夢でした。
その夢は果たされず病気で亡くなるわけですが、
てんの妹がその製薬メーカーになる夢を果たそうとしているところです。
疑問は、「吉本せいの実家は、大阪の製薬メーカーなの?」
「ということは、吉本興業と大阪の製薬メーカーは親戚?」
大阪には、大きな製薬メーカーが、いくつかあります。
知っているだけで、武田薬品工業、田辺製薬(田辺三菱製薬)、塩野義製薬、フジサワ薬品(アステラス製薬)などなど、思いつくだけでもこれだけ大きな製薬メーカーがあります。
たぶん他にも有名な製薬会社が大阪にはあります。
もともと大阪は商業の町で、薬問屋も集まっていた関係で製薬会社が多いのかと思います。
ドラマでは、てんの実家も製薬を事業としていくようで、
「もしかして、吉本興業と大阪の大きな製薬会社は親戚筋かな」という疑問をもったわけです。
吉本興業も大きな立派な会社ですが、
お笑いという商売柄、関西では「よしもと」「よしもと」と気軽に呼ばれて、大企業のような感覚を持つ人は少ないと思います。
一方、製薬会社は、吉本興業とは真逆の存在で、お堅い商売をしている会社です。
そのお堅い製薬会社と、真逆の吉本興業が親戚関係というのが事実なら、関西では大きなニュースです。
関西人なら誰しも、びっくりするでしょうし、朝ドラを観ている人であれば、同じような期待をしている人も少なくないはずです。
その疑問というか、吉本せいの実家が超有名企業であってほしいという期待は、簡単に打ち消えました。
ウキペディアさんによると、吉本せいは兵庫県明石市の米穀商の娘として生まれたそうです。
京都でもないし、薬屋でもありません。
がっかりです。
全ての事実を確認したわけではないのですが、恐らくドラマの設定ということですね。
ドラマの設定で、実家を薬卸にしたのは理由があるかもしれません。
また、情報があれば更新したいと思います。