矢田部ギルフォード

なぜ、YG性格検査と呼ぶのか、名称の由来は?

YG性格検査の「Y」は、京都大学教授であった矢田部達郎教授のイニシャルから、「G」は、ギルフォード教授のイニシャルから、それぞれ採ったものです 。

(1)YG性格検査の起こり

YG性格検査は、南カリフォルニア大学の心理学教授のJ.P.ギルフォード教授が 考案された検査方法をモデルに、京都大学の心理学教授の矢田部達郎教授が着目されて、同じく京都大学の園原太郎教授と、京都大学で学ばれ後、関西大学の名誉教授となられた辻岡美延教授が日本向けの性格検査に検査項目を研究されました。
今日、YG性格検査法として、関西大学の教授であった辻岡美延先生が完成されました。
また、辻岡美延先生は「テストの標準化、妥当化、実用化を行って現行テストを完成したものである」と述べられています。
したがって、YG性格検査用紙には、4人の心理学者の出身大学と名前が書かれています。

 

(2)日本版性格検査の開発

YG性格検査はギルフォード博士による性格検査をモデルとして作成されています。
しかし、そのままベンチマーキングされたものではありません。
なぜなら、ギルフォード博士の質問項目は数百に及ぶもので、検査も採点から見ても実用にはほど遠かったからです。
そこで、質問項目がもっと少なくかつ、「検査の信頼性」や「妥当性」の高い検査が日本版として開発されました。
YG性格検査の基本は、ギルフォード博士が発見した「内的整合性の原理」です。この原理は日本でのYG性格検査の仕組みの中に取り込まれています。

 

(3)シンプルな採点方法

YG性格検査の採点を行うと、プロフィール表(人物像を折線グラフで浮かび上がらせる)ができます。
このプロフィール表によって、その人の性格が5つのパターンのどの型かということを判定できます。その人の心の中が各因子の整合性がとれていますと、すべて美しいプロフィール表ができます。
心理テスト、性格テストは、新しいテスト方法が開発されていますが、このYG性格検査のやり方をベンチマーキングしています。
YGテストはシンプルで、企業の人事担当の方が自分で採点できます。採用時には手軽に面接前にYG性格検査を施行し、分析し、その後、続いて面接をします。
また、採用時だけではなく、配置転換や昇格時に人事管理の1つの手法として使われています。

 


YG性格検査(YGテスト)を実施するためにはYG性格検査用紙が必要です。