性格はどこまでわかる?

YG性格検査は(ギルフォード教授が発見した向性検査)、単に内向性、外向性という一つの性格特徴を測定するものでなく、質問項目を整理して、それぞれの質問項目が心理学で等質的になるように工夫されたものです。

  • YGテストを完成された関西大学名誉教授の辻岡美延先生の解説によりますと、 ギルフォードは「向性検査から、重要と思われる質問事項を選び出し、それらの質問事項の相関と四分相関関係で算出した」と述べられています。
    (新性格検査法 関西大学名誉教授文学博士 辻岡美延先生著 日本心理テスト研究所刊)
  • 質問項目の相関について、「あなたは100人の人に検査をし、質問Aに対して「はい」と答えた人は、別の質問Bに対しても「はい」と答えており、「いいえ」と答えている人は少ないのです。
    同じように、質問Cに対しては、「いいえ」と答えた人は、質問Dに対しても「いいえ」と答えている人の比率が大きいのです。
    このように質問項目を整理していくと異なるA,Bという質問であっても相関は高いのです。
    同じく、C,Dという質問の相関も高くなります。
  • ギルフォードは、この相関関係(四分相関関係)から昔の向性検査の 「はい」「いいえ」というような結果数値による内向性と外向性を測定するものではなく、5つの因子からなる結果であることを突きとめました。
    この原理を「内的整合性の原理」と言い、YGテストに活用されています。
    YGテストは向性検査の質問項目を整理して、バランスを取るように配慮されています。
    従って、YGテストの結果は、性格特性の方向に得点が加算されて、被検者の性格が浮かび上がってきます。
  • YGテストのプロフィールは5つのグループのいずれかに性格特性が浮かび上がってきます。
    そのグループの中でも、内的整合性のある人、内的整合性を欠いた人、その中間の人というようにパターンが異なってきます。
    このようにYGテストは、かなり正確にその人の性格特性を測定できるといえます
  • プロフィールには検査する人の判定能力と適切なアドバイスが大事です。